2009年1月3日土曜日

あれれ?SPF??

ミラーボックスまではずして、動作チェックをしてちゃんと動いていると思っていたSPFだったが、どうやら露出計が完全に治ってなかったようだ。

まずはじめに気が付いたんだけど、シャッタースピードダイアルのところについているASA(ISO)ダイアルがまわらん・・・。

ずっと100のままであまり気にしてなかったんだけど、フジのveinus400を使おうかなと思って、回そうとしたら、回んないし・・・。

ダイアルのカニ目をはずしてみたけど、いまいちわからん。さて、こいつはどこが固着しているんだ?
てか、どこが回る場所だ?ってかんじでとりあえず保留。

で、もう一つは、大丈夫と思っていたのにダメだったものだが、開放測光が利いていないようだ。

あっれぇ~??ってかんじだ。

絞りを回しても、露出計がウンともスンとも反応しないし。

絞り込みスイッチを押すと、きちんと測光するから、間違いなくマウント部の問題なんだよねぇ。機械的な原因ではなさそうだから、たぶん断線かなと。

はじめは動いていたような気がするんだけど・・・
ていっても、あまり露出計を使わないから、それすらあやふやなのだが・・・。

とりあえずフィルムを入れてしまったので、取り終わったら3度目の分解になりそうなSPFであった。

2009年1月2日金曜日

これが噂の・・・!

MinoltaのRange FinderのAL-Eだが、フィルム室のモルトを貼っていなかったので、まだテスト撮影もしていない。

で、とりあえずフィルム入れたいなぁとおもって、モルトを貼って・・・

あ、そういえばこいつのレンズは大丈夫かなぁ?とか思ったのが失敗のはじまり。


ぱっと見、前群のレンズがちょっと汚かったから、はずして軽くアルコール清掃。
ここまではよかった。

でもって、こいつはシャッタースピードのBが無いので、最遅の1/8でシャッターを切って後ろのレンズの様子をざっと光りにかざしてみてみた。

・・・うーん。イマイチ汚いなぁ。
カビも何点かあるし、気持ちくもってるよねぇ。このレンズ。

てことで、「モルトでも貼るかね」的なちょっとした気持ちではじめたんだけど、気がついたらこんなになってしまいました(^^;

R1009724

で、ここからが問題。

レンズくもってんなー。って思ってよーくよく見たら・・・・

ぁぁあああ!!

R1009723

これってもしかしたら、もしかして、ウワサに聞くレンズの白いクモリかぁ!?

てことで、しかたなくアクリルサンデー再び参上!

・・・・・・・・・・・だめぽ

R1009726←研磨前

R1009727←研磨後

なんだけど、光の具合によっては研磨後でも、
R1009728
こうだし・・・。

てことであきらめて、反射防止のつやけしブラックではがれたところを塗り直して、組み立て直して終了。

とりあえず、テスト撮影に向かおうかなと。

2008年12月31日水曜日

AUTO ROKKOR-PF 55mm/F1.8の清掃。

MinoltaのSR-1についていたAuto Rokkor 55/1.8の清掃をした。

ぱっと見、そのまま使えないことも無いかなぁと思ったけど、一応すっきりきれいな方がちゃんとピリッとした画を出してくれるかなと思って、分解クリーニングした。
R1009707
(↑いやいや、よーくみたらけっこう汚いよ、こいつ。)

いやー、bicのポイントで購入したレンズリングまわし(通称”カニ目”)はやっぱり専用機械だけあってとってもすっきりと傷一つ無く回せていいねぇ。
さらに、ゴムリングアダプターとのセットでレンズの分解はとっても便利になったよ。

R1009711

・・・てか、全く季節感のないblogだなぁ。
大晦日だってのに、相も変わらずカメラのことかい!って感じだねw


で、キレイに分解したRokkor55/1.8は、カビだかクモリだかわからないような汚れを拭き取ってすっきりとしましたv

R1009716
R1009718

まだ、光にかざすとチリがけっこう見えるけど、たぶんこれくらいなら全く影響がないかなぁと思う。
あ、もちろん自分の撮影するレベルでの話だけどね。

ということで、早速フィルムを装填して試し撮り。

・・・あ、気がついたらフィルムが入っていて撮り終わってないカメラが4台もあったし。

なんか、もうどれで何を撮ったかがわかんなくなってきてるね。
だめだこりゃ。

2008年12月30日火曜日

Minolta SR-1 , AUTO ROKKOR 55mm/1.8

あぁぁ。また増えてしまった。


Minoltaのレンジファインダーに偏ってから、SLRはどうなんだろう?という欲求が出てきた。

で、とりあえず入門?ということでSRー1とAUTO Rokkor 55/1.8を入手してみた。

R1009691

MinoltaのSRー1は、かなりバージョンがあるようだが、とりあえずファインダーが丸いやつ(笑)が欲しかったので、62年製の3代目を手に入れた。

Pentaxのスクリューマウントの一眼レフもオークションではびっくりするくらい安いけど、Minoltaの一眼レフはさらにそれよりも安いから驚く。
570円だってさ。
レンズも付いてだよ!

送料のが高い一眼レフって・・・。

で、とりあえず動作チェックをしてみた。

まったくもって完動品ナリ。
あ、でもあとで気がついたけど、セルフのレバーが欠品してるね。こいつ。まー使わないからいいけどね。

すげー。500円程度でレンズ付きの完動の一眼レフを手に入れてしまったよ。Minolta、どんだけ人気ないんだYO。

しかも、速写ケースに入ってたから、見えるとこ以外はかなりキレイな状態。

でもってレンズはちこっとカビとチリがあるかなぁ程度。
これくらいならそのまま使っても問題なさそうだなぁというレベル。

そうそう、MCやMDではないAUTOのRokkorだけれど、コーティングの色をチェックしてみた。

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おぉ、コレが有名な「緑のロッコール」だな。


で、シャッターの感触なんかもみてみたんだけど、こいつのシャッター音というかミラーの跳ね返り音はすげーなーって感じだね。

RicohのXR-500と似た感じ、つまり

「ジャッキーン!!(ワンワン・・・)」

て感じなシャッターだよ。
率直な感想としては、ちょっと・・・・かなぁ。

まさに超合金ロボ合体!!て感じだもんねぇ。

まぁ、とにかく一本試し撮りをしてRokkorの実力を確認してみたいと思う。

2008年12月29日月曜日

ムムムッ、二眼レフ。

ダメだ。

ついに二眼レフが欲しくてたまらない病にかかってしまったw

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(これは知人から預かったseagul。こちらの心を読んでいるかのごとく「メンテして」と渡してくれたw)

たぶんビンボーカメラ生活な自分だから、ブローニーはおいそれとは使わないとは思うけど、とりあえず一台ほしい。

で、何を買うかが今自分の中での最大のトピックだったりするw


はじめはどうでもいいのかもしれないけど、やっぱり自分の撮影スタイル的にはレンズの画角は80mmよりも75mmがいいなぁ、て感じる。

でもって、できればいいレンズを積んでいるのが欲しい。
今のところ目星をつけているのが、

Primoflex
Walzflez
Airesflex

の3機種かなと。
はっきり言ってレンズのいい悪いは実際に撮ってみないとわかんないよねぇ。
あ、でもテッサーにこだわる気はないかな。てかテッサーとなると値段が跳ね上がるからなぁ・・・。
でもやっぱりこの中でも当時の高級機に分類されるPrimoflexが一番魅力を感じるなぁ。

もちろん、PigeonflexやYashicaflex、Ricohflex、Beautyflexなんかも80mmだけど、いいなぁと思う。
ただ、一押し足りないのは、やっぱり廉価版のもつ雰囲気。

レンジファインダーや一眼レフはあんまり廉価版のチープさを感じさせないモノが多くて、モノとしての良さが伝わってくるんだけど、どうも二眼レフの廉価版はそれらと同列に捉えられない。

なぜかはわからん。

あと、もう一つ。
どうせなら、思いっきり手間を感じさせてくれる赤窓式がいいかなぁと。
自動巻き止めなし。で、もちろんセルフコッキングもなし。
さらにいうと、シャッターレリーズがボタンではなくレバー式がいいなぁなんて。

そうなると限られてくるよねぇ。
80mm廉価版でよければRicohflexのⅦまでの機種がジャスピンなんだけどねw

しばらくこの楽しい悩みが続きそうだw

R1009677

2008年12月28日日曜日

AL-Eはとりあえず動いている。

同時に我が家に到着したMinoltaのRange Finder2機だが、とりあえずAL-Eのほうはコレといった問題もなく動いてくれている。

家に到着したときは、何となく動きが怪しかったが、トップカバーをあけて何もすることなくただ閉め直しただけだけど、問題なく動いているので、まぁ良しとするかなと。

あとは、電池の腐食で電池室を中心に裏蓋にかけていやなにおいがするから、きれいに清掃をして、モルトを張り替えれば完成かなと。

久々の1k越え(といっても1.8kだけどw)だけにやっぱりきちんと動いてくれている。ただビスが一本ないけどw


で、かたわれのHi-Matic Fだが、こいつはよくわからん。

まず、電子シャッターのカメラの構造を理解するためにかなりの時間を要しそうだ。

いや、でもおもしろいねぇ。こいつ。
ぜんぜんクラカメっぽくないよ。てか、もうこいつはクラカメではない世代なのかな?

まず、プラボディーってところが泣ける。

しかも、電子シャッターだからめっちゃ中身がすっかすかだし。
で、パーツがユニット式になってそうでなってない。こっちをはずすとあっちがポロリ。みたいなちゃちな構造。

おかげで?、気がついたら、バネが一本“ポロリ”と転がっていたけど、いつどこから転がったかすらわからんo.....rz。

無理とわかりつつ、接点清掃の後とりあえず組んでみて、動作チェック。


あ、シャッター開いた!


あ、でも閉じないw


てことでたぶん電子部品の致命的な故障ではなさそうな気がしてきた。
そうそう、分解したときについでにシャッターの粘りをチェックしたけど、特に問題なさそうだった。

で、例のバネくんの定位置を見つけてくっつけてもう一度チェックをしてみようと思う。
たぶん、ここだろうという位置のメボシは、シャッターが閉じないという状態からして、つけてあるけどね。

R1009666

2008年12月27日土曜日

いっぱい再修理。

今日は元ジャンクのカメラたちの、復活はしたけどイマイチ不調だった部分をメンテナンスする一日だったよ。
あ、でも修理に夢中で写真を撮るのをほとんど忘れたorz。
R1009646


まず、小手はじめにHi-color35sのボケボケのピントの調節から。

前は、1mのピンの位置をあわせて調節したけど、今回は無限遠をあわせてみた。
なんかもうフィルムを装填する気がしないからそのままだけど、今後気が向いたら、テスト撮影をしてみようかなと。


で、次にElectro35GX。
レリーズの感触がおかしくて、しかも最速と最遅しかでない。

で。フィルムが入っていたけど、撮ったとこまではあきらめて、前の貼皮をはがして全群をはずしたじぇい。
レリーズのカムに噛ました亜鉛板が厚すぎて、electroのスイッチが入る前にレリーズしてしまっていたようだ。

3枚かました亜鉛板を1枚にして、レリーズの感じをチェックして組み立て直し。

電池を入れたけどまだいまいちな感じだなぁ。もう少し時間がかかりそう。
やっぱり電子シャッター系はどうも苦手だ。


そんで、Hi-Matic 7s。
こいつはほとんど問題ないんだけど、いまいちレリーズのタイムラグのようなものがあって、押してからだいぶ遅れてシャッターが切れる。なんだか出始めの頃のデジカメのレリーズタイムラグのようなイライラ感があるしw

でもって、やったことはelectro35GXと同じ。
全群をはずして、レリーズのカムをこっちは逆に少し深めにした。ただ、こいつは亜鉛板を噛ますのではなくて、力技でペンチで少し曲げた。(あまりお薦めできないけどね。曲げたといっても0.3mmくらいだけどね。)

これで、だいぶすっきりとレリーズができるようになった。

MinoltaのSEIKO社のシャッターは個人的にはかなり好きな部類に入るけど、ちまたではレリーズの感触の”ぬるさ”が不評のようだ。
たしかに、「むにゅ〜・・・カシュッ」くらいのイメージだよね。あ、ちなみに最後の「カシュッ」はかなりサイレントな感じ。自分はそこんところがかなり好き。

こいつのおかげで、なにげに密かにMinolta党に移行しつつある自分がいたりするくらいだしねw


で、最後にOM-1。

シャッター幕に問題があって、スローのときに陰ができてしまうという、かな〜り致命的な問題を発覚したんだけど、ちょっと気合いを入れて、ミラーボックスをはずすところまでやったよ。

てか、いちど分解している機種は思ったより気合いを入れなくても、スイスイと分解できるねぇ。
あっという間にミラーボックスをはずして、シャッター幕までたどり着いたし。

それよりなにより、実は前回組み立てたときに、プリズムを固定するビスを1つ紛失していたんだよねぇ。
ななんとなんと!(古っ)そこ蓋をはずしたら隙間から「ポロッ」ってそのビスが出てきたよw

ひとりで、にんまり笑えたしw

でも、よくギアとかに引っかからずにいられたなぁなんて感心してみたりしてww

で、やっぱり予想通り、スローシャッターガバナーの後幕にかかるギアがすこしずれていわゆる「送り過ぎ」ていた。

正直、スローガバナーのビスははずしたくなかったけど、ここで気合いを入れて組み直したしv

R1009645
(↑スローのとき右側に5mmくらい後幕がにじり出てたんだよねぇ。)

ばっちりと治りましたv